外食
自宅でいっしょうけんめい手作りの食事をして血中コレステロール値をさげる努力をしていても、少なくとも昼食は外食に頼らざるを得ないという人も多いのでは。毎日、お弁当を持って・・・というのは確かに理想的です。しかし現実に無理なこともあります。なら、発想を転換し、うまく外食できる知恵を身につけていきましょう。
外食を取り入れながらバランスの良い食事をするポイント
1.一品料理ではなく定食にする。
スパゲティやカレーライス、ラーメン、うな重、あるいは天丼や牛丼・・・昼食メニューの定番です。しかしこれらのような「一品料理」は一般的に炭水化物(穀類)中心で、野菜が不足しています。カロリーや塩分も多いようです。外食する場合には、定食を注文するようにし、ご飯に味噌汁や野菜など、たとえわずかでもとりましょう。刺身定食なら大根のつまも、シソの葉さえもすべてたべましょう。
2.一品物のなかでも具の多いものを。
丼物やスパゲティなど、一品料理がお昼に人気なのは手ごろな値段で、しかも早く食べられるからです。では、同じ丼物でも、なるべく具の多いもの・・・たとえば牛丼では牛肉とわずかながらの玉ネギだけですが、中華丼にしてみると、豚肉、ニンジン、玉ネギ、たけのこ、鶉の卵・・・と結構、具沢山です。あるいは、スパゲティならミートスパゲティよりもナポリタンを選びましょう。
3.サラダや野菜ジュースを加える。
メニュー手ごろなものが無い場合は、サラダを追加したり、食後に野菜ジュースや牛乳を飲むようにするのもいいでしょう。
アルコールと肴
血中コレステロール値が高い場合は、絶対にアルコールはダメなのでしょうか 飲まないに越したことはないのかもしれませんが、それでは食事の楽しみがなくなり、ストレスがたまってしまいます。適度なアルコールは善玉コレステロールを増やす作用もあります! 医師からの禁止が無いかぎり、あくまで適度ですが、上手にアルコールと付き合いましょう。
アルコールの摂取に際しては、アルコール自体の量もさることながら、お酒の肴の問題があります。ポテトチップスやから揚げ、ピーナッツなどは高カロリーになります。また、塩辛や漬物は塩分が心配です。スジコ、いくらなどの魚介の卵や、レバーなどは、コレステロールがたくさん含まれています。お酒を飲む場合は、「頭を使って」賢く飲みましょう。
ではどのような酒のつまみがいいのでしょう。
湯豆腐や冷奴、枝豆、里芋の煮物、ふろふき大根、ワカメの酢の物・・・これらは理想的です。
簡単に出来る酒の肴をご紹介しましょう。リンゴの甘みを生かし、砂糖は控えめです。
ワカメとキュウリの酢の物
◆材料(2人分)
・キュウリ・・・2本
・生ワカメ・・・10g
・リンゴ・・・1/4個
*三杯酢
・酢・・・大さじ2
・塩・・・少々
・砂糖・・・小さじ1
◆つくり方
1.キュウリはたてに4つに割り、1cm角に切ります。
2.生ワカメは洗って2~3分水につけてから水気をきり、2~3cmに切ります。
3.リンゴは皮をむいて1cm角に切り、薄い塩水に3~4分ほどつけてから水気をきります。
4.ボウルに三杯酢の材料をあわせ、食べる直前にキュウリ、生ワカメ、リンゴをすべて合わせて三杯酢で和えます。